広島は1点ビハインドの7回に4点を奪い逆転するも、9回に守備の乱れから同点に追いつかれ、延長10回に一岡がロペスに右翼へ犠飛を浴びた。

 終盤にミスから勝利を逃す結果となった緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 -9回はミスから追いつかれた。

 緒方監督 結果から言えば、ミスが絡んでいるわけだから。野手がしっかりさばいていれば2アウトは取れていた。猛(今村)も昨季からそういうポジションで経験のある投手だから、(失策後も)しっかりした投球を期待していた。誠也(鈴木)が後ろにそらすというプレーもあった。投手だけの責任ではなく、9回を守り切るゲームができなかったことが、負けにつながった。

 -先発大瀬良は好投。

 緒方監督 良かったね。前回、前々回の投球内容からガラリと変わって、力を抜いてリリースのところで力を伝えられていた。スピードがそんなになくても、いいボールがたくさんあったと思う。いい投球をしてくれた。

 -チームはまだ発展途上か。

 緒方監督 しっかりとやらないとこういう結果になる、というのは投手に限らず、野手もいい経験として、また明日から戦いたいと思います。