ロッテは18日、今年3月のWBCでキューバ代表を務め、「走り打ち」で注目されたロエル・サントス外野手(29)と契約合意したと発表した。

 1年契約で、契約金なしの推定年俸20万ドル。背番号、来日時期とも未定。

 林信平球団本部長は「かねて、いくつか補強ポイントがある中、チーム事情でリードオフマン、1番、2番が固定出来ていない。リードオフマンが出塁することが重要で、以前よりキューバと交渉してきました。それに見合う選手」と説明した。

 17日時点で、ロッテの1番打者は打率(1割5分8厘)、出塁率(2割1分)ともリーグ最低。サントスは、1番打者として期待がかかりそうだ。

 来日時期については、林本部長は「ビザの手続きがあるので、どうなるか分からないが、月末までには来てくれれば」と、交流戦からのチーム合流を見込んでいる。また、今後の補強については「いろんなリスクを考えて、もう1人ぐらいは考えています。必ず取るかは分からないが、検討はしています」と、大砲タイプを検討していることを明かした。