ロッテ伊東勤監督(54)が18日、入団が決まったWBCキューバ代表のロエル・サントス外野手(29)に期待した。

 契約合意の発表を受け「起爆剤になって欲しい。WBCを見て、面白そうな1番がいると話はしていた」と話した。17日までの時点で、チームの1番打者の出塁率はリーグ最低の2割1分。「あまりに出塁率が悪すぎるので。決まったのなら、1日でも早く合流して欲しい」と期待の言葉を続けた。

 ただし、1番が出塁しても、それをかえす人が必要だ。「当初のプランでは、軸がしっかりしていることが条件。チームに入っても、今の2人(パラデス、ダフィー)が機能しないと意味がない」と、主軸の復調も不可欠とした。