ヤクルトが3回に逆転した。

 1点を追う中、制球の定まらない阪神先発藤浪を一気に攻め立てる。2四球と暴投で2死二、三塁とすると4番雄平外野手(32)が139キロのカットボールを思い切りたたき、一、二塁間を破る2点適時打で逆転。さらに次打者バレンティンが四球を選ぶと、6番今浪隆博内野手(32)が一塁線を破る2点適時三塁打を放ち、2点を追加した。

 雄平は「打ったのはカットボール。チャンスだったのでとにかく三振だけは避けて、食らいついていきました」とコメント。今浪は「打ったのはカットボール。今季初安打がタイムリーになって良かったです」と話した。

 3回でスコアは4-1。阪神先発の藤浪は4回途中3安打4失点、5四死球でマウンドを降りた。