中日のドラフト1位、柳裕也投手(23)が上々のプロ初登板を果たした。「たかぶるものはありましたが、変な緊張感はなかった。やっとスタートを切れたかなと思います」

 5点ビハインドの8回に4番手で登板した。横浜高の先輩でもある先頭倉本に中前打を浴びたが、続く桑原を三ゴロ併殺。梶谷は空振り三振に打ち取った。最後は捕手松井雅のサインに何度も首を振り、縦のスライダーを低く制球した。

 高校時代に何度も登板経験がある横浜スタジアムで順調なデビュー。明大出身の右腕は開幕ローテ入りを期待されながら、3月に右肘の張りを訴えて1軍を離脱。リハビリを経て、21日に初昇格していた。