ロッテに新加入したWBCキューバ代表のロエル・サントス外野手(29)が26日、ZOZOマリンで入団会見を行った。背番号は「10」に決まった。

 試合前練習で伊東勤監督(54)にあいさつを行い、室内練習場でさっそくキャッチボールや打撃練習に参加。開幕から固定しきれなかったリードオフマンとして期待がかかる。WBCでは「走り打ち」が話題となったが、キューバでは踊りながら打っているように見えるとの理由でファンから「バレリーナ」と呼ばれていたという。

 国内リーグでは昨季までロッテに所属したデスパイネ(ソフトバンク)と同じチームでプレーしており「デスパイネから、ロッテは組織としてもファンも素晴らしいチームだと聞いていた。まだ時差ぼけがあるが、早く体調を戻して1日も早くチームに貢献したい」と意気込んだ。

 伊東監督は「何日かこっちで練習してもらって、その中でいけると判断したら即(出場)登録になると思う」と話した。