<オープン戦:オリックス9-0楽天>◇6日◇姫路

 オリックス4年目の光原逸裕投手(27)がオープン戦に初先発し、4回を4安打無失点に抑えた。140キロ台の真っすぐ主体でグイグイ押し、緩急も交えて打者に的を絞らせず。コリンズ監督も「常にストライク先行だし球も低めに集めていた。内容がいい」と絶賛した。開幕ローテは平野、金子、岸田、デイビー、川越、中山、近藤で争っているが、ここに光原も急浮上。05年新人時代に前半だけで7勝したが、その後は右肩故障などで勝ち星がない右腕は「開き直って腕を振ることだけを心がけ、きょうはそれができた。僕も悔しい思いをしてますから」と再起を誓っていた。