2016年五輪での野球復活を目指す国際野球連盟(IBAF)のシラー会長は19日、日本オリンピック委員会(JOC)を訪問し、竹田恒和会長に協力を呼び掛けた。記者会見では「正式種目に復帰できるよう、日本から大きな声を発してほしい」と話した。

 同会長は5日間のトーナメントとする五輪での実施案や、米大リーグ全球団のオーナーに協力を依頼したことなどを説明。会見に同席した全日本アマチュア野球連盟の松田昌士会長、プロ野球の長谷川一雄コミッショナー事務局長も復活へ連携する方針を表明した。

 また、国際オリンピック委員会(IOC)の猪谷千春副会長が、プロ・アマ合同の全日本野球会議の最高顧問に就くことも発表された。

 [2009年2月19日20時0分]ソーシャルブックマーク