野球の関西独立リーグ、神戸でプレーした女性の吉田えり投手が28日、米アリゾナ州ユマで行われているウインターリーグで4日間の練習を終え、29日にチームの開幕試合で先発することが決まった。

 18歳の吉田はスコーピオンズに所属する。チームのマーシャル監督が吉田を高く評価して、抜てきとなった。すでに紅白戦では2試合に登板したそうで、守備練習後にブルペン入りし、ナックルボールを主体に25球を投げた。吉田は「前日までは手応えがなかったが、ボールに慣れてきた」と話した。

 吉田は昨季限りで神戸を退団。昨年12月に今春に開幕する独立リーグ、ジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)の三重と条件付きで入団に合意した。今回のウインターリーグでの結果を受けて、三重に入団するかを決める。

 [2010年1月29日12時1分]ソーシャルブックマーク