ソフトバンク小林至取締役(42)が21日、日本ハム戦(札幌ドーム)開始前に、札幌市内にある同球団合宿所を視察した。「すぐに施設を変えることは難しいけど、今後の(選手)育成の面で参考になることがあれば」と同取締役。

 同合宿所は日本ハムの北海道移転に合わせて、03年末に完成した比較的新しい施設。リゾートホテルをイメージしたつくりで、選手は32室ある11畳の個室で生活する。大浴場やサウナなど、設備面は高級マンション並み。屋内練習場にも隣接するという面ではソフトバンクの西戸崎合宿所(福岡市東区)も同じだが、こちらは完成後20年以上が経過している。フロントも昨季Vチームから貪欲(どんよく)に情報を吸収し、チーム強化に励む。

 [2010年3月21日13時52分]ソーシャルブックマーク