<楽天2-1オリックス>◇1日◇Kスタ宮城

 楽天のエース岩隈に対し、4回に後藤光尊内野手(31)の適時打で1-1に追いついた。しかし、7回2死三塁で打ち取ったはずの聖沢の高くバウンドしたゴロは木佐貫洋投手(29)のグラブの先をかすめ、決勝のタイムリー内野安打となった。木佐貫は8回2安打完投も4敗目を喫した。「2点目もなあ。どうしょーもないよ。しょうがない。ピッチャーは責めれんよ、昨日にしても今日にしても。打順の巡り合わせでなあ。ミーティングでいつも口酸っぱく言うてることや。誰にチャンス回ってくるか分からん。どういう風に打つかや」と、オリックス岡田彰布監督(52)はあと1本が出ない打線に歯がゆそう。5、7回に得点圏に走者を置き、9回は2死満塁のチャンスもあったが、ことごとくフイにした。3連敗で、5位楽天に1ゲーム差と迫られた。

 [2010年5月1日17時55分]ソーシャルブックマーク