<巨人-広島>◇7日◇東京ドーム

 広島が2回、巨人福田に猛攻撃をしかけた。1死から広瀬、嶋が連打して一、二塁とすると、続く岩本貴裕外野手(24)が三遊間を抜いてまず1点。岩本は「粘って食らいついていこうという意識でした」と話した。さらに石原の右前打で加点すると、投手のジオまでセンター前へ運び満塁。1番東出が右前打で1点、梵のスクイズは空振りで三塁走者が憤死したが、直後に梵がセンターの頭上を越える二塁打で2点を追加。7連続安打で5点を奪取した。梵は「スクイズ空振りの後だったんで、1点でも返したかった」とミスを帳消しにしてホッとした表情だった。

 [2010年8月7日15時41分]ソーシャルブックマーク