ソフトバンク多村仁志外野手(33)が15日、福岡から自宅のある横浜へ向かい、周辺住民に支援を行った。前日14日の広島との合同練習で死球を受けたこともあり、この日、福岡ヤフードームでの全体練習には不参加。昼すぎの航空機で夫人と3女が暮らす横浜へ向かった。

 「横浜にいる家族の事が心配なので帰ります。(スーパーなどの)棚にも食料が何もない状況らしい。持っていって、近所の人にも配りたいと思っている」。前日14日の夜には、福岡市内のホームセンターで懐中電灯やランタンなどを探しまわり、食料などとともに横浜へ配送した。