<ロッテ5-2楽天>◇14日◇QVCマリン

 開幕3連勝を逃した楽天の星野仙一監督は、歯がゆさを顔いっぱいに浮かべた。「敵地で2勝したんだから選手を褒めてやらないといけないんだろうけど、きょうはあまりにももったいないね」

 持ち味の機動力を生かし、序盤の主導権は握った。1回は1死一塁から盗塁を決めた聖沢が、鉄平の内野安打と暴投で先制のホームを踏む。3回には先頭の松井稼の中前打から聖沢、鉄平のバントが相次いで安打となり、失策も絡んで加点。そこまでは良かった。

 なお無死二、三塁の絶好機。ここで山崎、高須、岩村が凡退と攻めきれない。ペンを立ち直らせ、逆転を許した。監督は「振り返ればあそこ。とどめを刺しておかないと」と苦い表情で指摘した。

 ただ、この3試合で見せた戦いぶりは、最下位に沈んだ昨季とは別物だった。本拠地の仙台市が被災した状況で迎えた特別なシーズン。山崎は「終わったことは大いに反省して、またあした。きょうの借りはあした返す」と力を込めた。