<巨人1-4オリックス>◇22日◇東京ドーム

 パ・リーグ最下位のオリックスが総力戦で初戦を延長で制した。守護神岸田護投手(30)が9回に同点に追いつかれたが、10回2死二、三塁で山崎浩司内野手(30)が、巨人坂本勇人内野手(22)のファンブルを誘う2点適時内野安打。岡田彰布監督(53)は「代打いくと内野手で守るもんがいなくなるから山崎にかけた。よく食らいついた」と満足げ。二塁から41歳の田口壮外野手も激走で生還。さらに不振で4番をはく奪、6番に降格となったT-岡田外野手(23)も適時打で続いた。3点リードの10回裏は先発要員の中山慎也投手(28)がプロ初セーブをマーク。ベンチ入り24選手中21選手を使い、今季12試合でわずか2勝だったカード初戦で白星をつかんだ。