<ヤクルト7-8阪神>◇14日◇神宮

 ヤクルトが驚異的な粘りを見せた。9回表に5点を失い、勝負ありと思われた9回裏、猛攻が始まった。1死一塁から代打ジョシュ・ホワイトセル内野手(29)が2ランを放つと、四球と連打で満塁のチャンスをつくり、2死からウラディミール・バレンティン外野手(27)の中飛を阪神柴田が落球するなど、相手守備の乱れで1点差まで迫った。

 一打同点のチャンスに、武内晋一内野手(27)は三振に倒れ届かなかったが、球場のファンからは引き揚げる選手に温かい声援が飛んだ。それでも「9回は相手のエラーですから。おまけみたいなものです」と指揮官は淡々としていた。