<楽天4-3西武>◇31日◇盛岡

 楽天打線が“雄星打ち”に成功した。4回、山崎武司内野手(42)が西武菊池から先制の10号3ラン。前回18日の対戦でも1発を放った主砲は「今日は真っすぐが曲がっていた。インにカット。外に逃げる。つかまえられなかった」と話したが、この打席はスライダーを完璧にとらえ左翼席上段まで運んだ。

 5回には高須洋介内野手(35)の右前打で4点目。終盤の西武の追い上げをかわした。8月の月間勝ち越しを決めた星野仙一監督(64)は「1点少なかったな。5点は取れた」と貪欲に振り返った。