プロ野球の実行委員会が東日本大震災の復興支援として来年7月のオールスターゲームを東北地方で開催する方針を固めていることが6日、関係者の話で分かった。当初の予定より1試合増やし、岩手県を候補地として検討しているという。10月7日のオーナー会議で承認される見通し。

 今夏も復興支援として仙台市のKスタ宮城で球宴を開催した。来夏は神宮と松山で予定されていたが、天候による日程変更の可能性を考慮し、第1戦を京セラドーム大阪、第2戦を松山、第3戦を東北地方での開催とする方針。

 継続的な被災地支援が必要と判断し、2013年も東北地方で開催することを検討している。

 また、来年3月に復興支援を視野に入れた日本代表の特別試合の開催を目指しており、対戦相手には韓国代表が候補に挙がっている。(共同)