早大ソフトボール部出身の日本ハムのドラフト7位ルーキー、大嶋匠捕手(22)が16日、DeNAとの練習試合(名護)に「7番DH」でスタメン出場した。3打数2安打1四球で、対外試合では初マルチをマークした。

 4回の第2打席は、DeNAの2番手山本省吾投手(33)から9球粘って、中前にポトリと落ちる初安打。8回の第4打席は5番手の小杉陽太投手(26)から、フェンス直撃の中越え二塁打を放った。「今日は4打席も立たせてもらってありがたい」と、首脳陣の期待にしっかりバットで応えて見せた。

 自分のバットを握った時の感触が良くなく、途中からは中田のバットを借りて快音を響かせた。大嶋は「結果につながるのは良かった」と、さらに自信を深めた様子だった。