<阪神2-5中日>◇22日◇京セラドーム大阪

 中日先発の吉見一起投手(27)が、5年連続2ケタ勝利をマークした。阪神相手に今季最多タイの11安打を浴びたが要所は踏ん張り、許した得点は2点だけ。「たくさん打たれましたけど、粘り強く投げられたと思います。最低限の仕事です」と喜びは控えめの苦笑いで振り返った。中日投手陣の5年連続2ケタ勝利は73~77年の星野仙一以来、35年ぶりの快挙。負ければ巨人に優勝マジック点灯した一戦で、またもや守道竜が踏ん張った。