ソフトバンク摂津正投手(30)が29日、年間通して最も活躍した先発完投型投手に贈られる沢村賞を初受賞した。この日、都内で選考委員会が開かれ、最多勝(17勝)最優秀投手(勝率7割7分3厘)でパ投手部門2冠の摂津の受賞が決定。福岡ヤフードームで会見した摂津は「正直、選ばれると思ってなかった。投手として最高の賞なのでうれしい。これからの励みになる」と喜びを語った。球団からは06年の斉藤和巳以来の受賞。

 ◆摂津正(せっつ・ただし)

 1982年(昭57)6月1日生まれ、秋田県出身。秋田経法大付高(現明桜高)からJR東日本東北を経て2009年にドラフト5位でソフトバンクに入団。同年に最優秀中継ぎ投手と新人王を受賞。11年から先発に転向。今季は17勝を挙げ、最多勝利と最優秀投手(勝率1位)の2冠に輝く。制球力が持ち味。181センチ、90キロ。右投げ右打ち。