<ロッテ5-4オリックス>◇30日◇QVCマリン

 ロッテが2日連続の延長12回サヨナラ勝ちを決めた。同点の12回、敵失と犠打、四死球で1死満塁とすると、5番福浦和也内野手(37)が外角高め137キロの直球を流し打ち。左犠飛で三塁走者の根元俊一内野手(29)が生還した。

 試合時間は前日の開幕戦を1分上回る4時間44分。2戦合計で9時間27分に上った。伊東勤監督(50)は「体がもたないね」と苦笑いしながらも、「現状としては最高の勝ち方。こういう試合を取れば、選手にももっと勝ちたいという欲が出てくる。苦しんで苦しんで勝つのは大歓迎」とうれしそうだった。