<西武4-1ヤクルト>◇31日◇西武ドーム

 ミスでの敗戦だけに、ヤクルト小川淳司監督(55)も悔しさをあらわにした。9回に畠山の同点二塁打で1-1の同点に追いつき、なお2死一、二塁。比屋根の中前打で二塁走者畠山が三塁で止まったのを確認せず、一塁走者ミレッジが二塁をオーバーラン。押し出された形の畠山がタッチアウトとなり、その裏にサヨナラ3ランを食らった。

 小川監督は「畠山はよく打った。ただ、ああいうところでミレッジが走塁を頭に入れていないのがダメ。(畠山が)かえってこられる打球じゃなかった。ああいうところをしっかりしないと」と苦言を呈した。