<広島2-4中日>◇17日◇マツダスタジアム

 広島は連日の救援陣の崩壊で、逆転負けを喫した。2点リードの8回は、不振のセットアッパー今村猛投手(22)に代わって、左打者対策として久本祐一投手(34)が登板。だが、1死から安打と2四球で満塁のピンチを招いて降板。代わった横山竜士投手(37)が中日平田に右越えの逆転満塁本塁打を浴びた。

 野村謙二郎監督(46)は「猛(今村)の状態を考えて、左が森野まで続くところで久本を選択した。打たれる以前に、四球を続けて出すと、非常にもったいない。これが流れでしょう」と連日の終盤での逆転負けを嘆いた。