<巨人2-1広島>◇22日◇東京ドーム
巨人の2年連続35度目のセ・リーグ優勝(1リーグ時代を含めると44度目)が決まった。
原辰徳監督(55)の試合後のインタビューは以下の通り。
-8度宙に舞いました。どんなことが頭をよぎりましたか
原監督
ありがとうございます。本当に戦い半ばではありますけども、この長いペナントレースを勝ち取ることが一番険しく難しいことだと思います。全員がですねチームの勝利のために個の力、時には自己犠牲を持って本当にチームのためにしっかり戦ってくれました。もう見事な戦士達だと思います。
-今日のゲームはマジック対象チーム阪神が敗れるニュースが届いて指揮をされました。最後には阿部を起用し、山口、マシソン、西村を起用して参りました。監督の思いを聞かせてください
原監督
タイガースが負けて優勝したというのはゲーム始まってすぐわかったんですけれども、なかなかやっぱりリラックスして戦うということは出来ませんでした。いつものように一戦一勝の中で戦い、智之(菅野)が8回まで非常に良いピッチングをしてくれたと、ここでやっぱり今年一年ペナントレースにおいて一番の働きをしたリリーフ3人。この3人を使って優勝を決めたい。そう思いました。3人とも、山口、マシソン、西村健太朗が期待に応えて、いいかたちで試合を締めくくったこと、これはもう、ここにいらっしゃるファンのみなさまのおかげだと思います。ありがとうございます。
-今日もぎっしりのジャイアンツファン、そして全国の大勢の声援が力になったと思います。
原監督
特に東京ドーム、この本拠地を持ってファンのみなさんとともに戦うことができて、戦い半ばではございますが、更に上を目指して戦っていきたい。まずはファンの皆様ご声援ありがとうございました。そして東北のみなさんも、我々試合をしてたくさんの声援をいただきました。更にまだまだ復興支援というかたちで我々も力を惜しみません。東北の皆様どうか頑張って、前に突き進みましょう!共に!
-この優勝で原監督は長嶋監督の5度を抜いて6度目の優勝を果たしました
原監督
全くもったいない話だと思います。1年1年勝負という中で戦っていますのでこの回数も自分の中ではよくわかりません。私が戦いが終わった時点でそのことを振り返ると、もう皆様に感謝と、そして少々自分の数字という物に対してはまあ、少し褒めてあげられるのかなと思いますが、まだまだ戦い半ばです。
-最後に戦い半ばという話もありました。この後40年ぶりの日本一連破もファンも待っていると思います
原監督
まだ2013年度の戦いは続きます。我々ファンの皆様と共に、懸命に戦ってまいりますので最後まで声援よろしくお願いいたします。