ソフトバンク五十嵐亮太投手(34)が、試合前に24日引退会見した西武石井一久投手(40)との思い出を語った。

 2人は98年から4年間ヤクルトで一緒にプレーした。「正直悲しい。感性が豊かだった。感覚が鋭かった。若いときにスライダーの投げ方を聞くと『ガブッと握ってグイッと投げれば曲がるよ』と言われました。リーダーシップがある人。口で引っ張るわけではないが、みんな一久さんについていく。指導者になったら選手が耳を傾けやすいと思う」と寂しそうに話した。