<セCSファイナルステージ:巨人3-2広島>◇第1戦◇16日◇東京ドーム

 2番手で登板した巨人沢村拓一投手(25)が、試合の流れを引き込む好リリーフをした。

 1点を追う5回から、2回を無失点。エース内海を前倒しで降板させたベンチの策に応え、力勝負でカープ打線を封じた。「1イニングでも多く、と思って投げました。チーム全体の『勝ちたい』という気持ちが出た。全力を尽くしたい」。短期決戦に強い右腕が、今年も存在感を発揮しそうだ。