日本ハムは25日、鶴岡慎也捕手(32)のFA移籍に伴う人的補償として、ソフトバンクから藤岡好明投手(28)を獲得することが決まったと発表した。藤岡はプロ8年目の今季、6月に体調を崩して2軍降格。そのままシーズンを終えたものの、中継ぎとして32試合に登板して4勝0敗、防御率2・51の成績を残した。

 栗山英樹監督(52)は球団を通じて「どんな場面で登板しても力を発揮できる藤岡投手は大きな戦力になるはずです。これまでも対戦相手として、試合の流れを変える力を持っている藤岡投手のような存在がファイターズに必要だと思っていました。来シーズンからファイターズ投手陣の一員として活躍してくれることを期待しています」とコメント。山田正雄GMも「ホークスでの活躍が示す通り、今シーズン途中に体調を崩したものの、それまでの投球は実に素晴らしいものでした。コンディションが万全であれば、ファイターズの大きな戦力になると高く評価しています」と期待した。