巨人原辰徳監督(55)が、キャンプ初日の選手たちに合格点を与えた。

 練習終了後、囲み取材に応じ「全力で走れて、投げられる。この2点を、1人1人が励行してくれた。いいスタートが切れた。ピッチャーはこれから(投球を)研いでいく時期だが、非常に高い位置にいる。肩を作ろう、という人が1人もいない。チーム内で『しのぎ合い』があると、あらためて思った。可能性を強く持ったチームだと思う」と述べた。

 臨時コーチ初日を終えた松井秀喜氏(39)については「今日はファームに行った。何人かの名前を挙げながら『時間があるから、じっくり見ていく』という話しがあった。彼ら(選手たち)がどう受け止め、糧とするか。松井の言葉であったり、何かをいいきっかけに、ステップアップしてほしい」と語った。