谷繁新体制の中日が初黒星を喫した。実戦2連勝で臨んだ19日の練習試合・ヤクルト戦(北谷)。だが、先発小川以下、期待の浜田やプロ初対外試合のドラフト2位の又吉、5位の祖父江ら投手陣が10安打を浴びて7失点。実戦2試合で29安打21得点と爆発していた打線も、昨季のセ・リーグ最多勝右腕の小川らに4点に抑えられた。

 この日も出場せず、監督業に専念した谷繁元信兼任監督(43)は「(いいところも悪いところも)選手がいろんなものを表現してくれます。だから面白い」と苦笑い。ただし「(ルーキーたちは)今日が初実戦。次のチャンスはある。どうしてやっていくか」とオープン戦での挽回を期待した。