ロッテ大嶺祐太投手(25)が24日、宮崎・清武球場で休日練習を行った。25日はヤクルトとの練習試合(宮崎・西都原)に4イニングの予定で先発する。

 これがローテーション入りをかけた背水のマウンドとなる。16日に沖縄・石垣島で行われたオリックスとのオープン戦では先発して2回4失点と結果を残すことができなかった。しかも2イニングとも2死からの失点と内容も悪かった。

 川越投手コーチは「先発がダメなら中継ぎも厳しい。枠があるからね。毎日が勝負だよ。チャンスはそんなにない」と、投手陣の激しい競争の現実を説明する。もちろん大嶺も承知だが、戦うのは他人ではなく自分だ。「(競争のことは)考えていません。強いボールを投げることだけです。結果にはこだわっていきます」と、強い気持ちでマウンドに向かう。