危機一髪だった。日本ハム栗山英樹監督(52)が3日、札幌ドームでの練習中、現役顔負けの素早さで“死球”を回避した。

 明日4日のオープン戦で登板予定の上沢直之投手(20)が、マウンドから投球練習をしていた時だ。制球がわずかに狂い、左打席に入った栗山監督の内角ぎりぎりへ剛速球が…。エビ反りになってボールを避けた指揮官は「まだ反応できたねぇ。久しぶりに、エビになったよ」と冷や汗タラタラ。3年目で初めて本拠地のマウンドに立った上沢は「監督が思いきり内角に投げていいよ、と言ってくれていたので」と、苦笑いだった。