<ソフトバンク3-4ロッテ>◇22日◇北九州

 ロッテの助っ人コンビが連続アーチで試合をひっくり返した。1点を追う7回、まずはチャッド・ハフマン外野手(29)が高い放物線で左中間に放り込むと、続くルイス・クルーズ内野手(30)が左翼ポール際にたたき込んだ。

 試合前、伊東監督が「いつもは狭い球場でもコンパクトにいけって指示するけど、今日はホームランを狙っていけって言おうと思う。今のチームでは、コンパクトにいってもヒットしか出ない気がする」と話していた。勝負は本塁打が分ける。その読みどおりの結果になった。24日にはキューバから新外国人デスパイネが来る。「一緒に楽しくやりたい」とクルーズが言えば、ハフマンは「お互いしっかりした野球ができれば」と期待する。ロッテの助っ人たちに活気がみなぎってきた。