<西武2-1楽天>◇23日◇西武ドーム

 楽天松井裕樹投手(18)が5回0/3、4安打無失点7奪三振で降板した。公式戦で自己最速タイの150キロを記録するなど、直球の威力も抜群。5回まで安定感のある投球を見せたが、6回無死からテンポが崩れる。中安、四球、四球で満塁としたところで降板した。

 後をついだクルーズが3者連続三振を奪い、失点はしなかった。「今まで先発した中では一番良い投球ができたと思います。次回登板までに細かい部分を詰めていって、長いイニングを投げられるようにしたいです。とにかく満塁を抑えてくれたクルーズに感謝ですね」とコメントした。

 1点リードで降板したが、チームは8回に同点に追いつかれ、先発初勝利はならなかった。