<阪神5-4ヤクルト>◇30日◇甲子園

 ヤクルトが前日29日に完封勝利で連敗を5で止めた勢いそのまま、1回に集中打を見せた。

 四球で出塁した山田を一塁に置き、2番森岡良介内野手(30)が「最低でも進塁打の意識で、思い切り引っ張りに行きました」と、阪神二神の初球を強振。左中間破る先制の適時二塁打とした。3番川端慎吾内野手(26)も続いた。「自分がランナーをかえす意識を持って、進塁打というよりヒットを狙いに行きました。変化球にうまく合わすことできました」とカーブを中前へ運び、森岡が生還。初回に2点を先制し、先発転向後4戦未勝利の石山を援護した。