<DeNA5-4ヤクルト>◇9日◇横浜

 ソフトバンクから移籍後初先発となったヤクルト新垣渚投手(34)は、4回4失点で降板し、今季初黒星を喫した。“デビュー戦”の緊張から、立ち上がりの制球が不安定で、初回には2暴投をするなど乱れて2失点。2回にも2失点をしたものの、3回と4回は無安打に抑えた。5回の攻撃で代打を送られた。

 新垣は「何とも言えない緊張感がありました。1回、2回とストライクを取ることに精いっぱいで、打者と勝負することができていなかった。3回からは変化球を修正することができ、少し落ち着くことができました。4回で降板する形になり申し訳ないです。先発としてもっと長いイニングを投げないといけないです」と振り返った。