<阪神9-3中日>◇19日◇甲子園

 甲子園で希望の将来の竜投を担う19歳リレーが実現した。

 中日2年目の12年ドラフト7位の若松駿太投手が、6回からの2イニングを1失点。8回は1学年下の13年ドラフト1位の鈴木翔太投手が、鳥谷とゴメスの中軸2人から連続三振を奪ってピシャリだ。

 2人とも高校時代に甲子園経験なし。鈴木翔は今季2軍戦で登板したが、若松はプロ入り初の聖地での奮闘だった。

 特に鈴木翔について、友利結投手コーチ(46)は「いいアピールをしてくれた。ああいうボールが投げれるならどんどん使っていきたい。期待値は上がった」とほめちぎった。