楽天星野仙一監督(67)が8日、前日7日の退任セレモニーの裏話を語った。

 数分間にわたりスピーチを行ったが、原稿は用意しなかったという。「ファンに謝ろうということだけ、決めていた。後はアドリブだよ。“アドリブ星野”だ。だから、自分で何をしゃべったか、覚えてないんだよなあ」と明かした。

 スピーチの後、選手による胴上げが計画されていた。だが、断った。「安っぽい胴上げなんて、するなって言ったんだ」。胴上げは優勝してされるもの。退任するまで、美学を貫いた。