日本ハムは19日、台湾・義大のビクター・ガラテ投手(30)と来季契約が基本合意に達したと発表した。

 ベネズエラ出身の変則左腕で、米ナショナルズ時代の09年に4試合のメジャー登板経験がある。先発、中継ぎともに手薄な左腕。ガラテは「日本でのプレーを以前から熱望していました。希望をかなえる機会を与えてくださった北海道日本ハムファイターズには、感謝の気持ちしかありません」と球団を通じてのコメントで、喜びをあらわにした。栗山英樹監督(53)は「サイド気味の変則投法から繰り出す小気味よいストレートが印象的。左投手に厚みを持たせ、チーム内の競争を高めるためにも、ガラテの加入はいい意味で化学反応をもたらすかもしれません」と歓迎した。