西武の菊池雄星投手が23日、西武ドームで契約更改交渉に臨み、200万円減の年俸3800万円で更改した。今季はほぼ先発ローテーションを守ったが、5勝11敗と大きく負け越した。「来年は(勝敗の)数字を逆にするという気持ちでいる」と巻き返しを誓った。

 投球フォームが固まらなかった反省から秋季キャンプで修正に取り組んだ。将来の日本代表入りを期待する声もあるが「心技体を含めて一回り大きく成長しないといけない」と足元を見つめた。

 来季21年目となる42歳の西口文也投手は今季、2年連続で白星なしに終わり、800万円減の年俸2500万円プラス出来高払いでサインした。「来年やるしかない。やらなかったら終わりだから」と覚悟をにじませた。(金額は推定)