<東都大学野球:国学院大6-2駒大>◇第3週第1日◇24日◇神宮

 今秋ドラフト1位候補の国学院大・杉浦稔大投手(4年=帯広大谷)が9回7安打6奪三振2失点と粘投し、駒大に先勝した。最速144キロの直球を外角低めへ丁寧に投げ込み、的を絞らせなかった。

 8回には1死満塁の危機を招いたが「こん身の真っすぐを投げた」と144キロの直球で三振を奪い、続く打者も130キロのスプリットで三振に仕留め勝利をつかんだ。「納得した球は多くないですが、勝てたので良かったです」とほっとした表情を浮かべていた。