<明治神宮大会:亜大5-1桐蔭横浜大>◇19日◇大学の部準決勝◇神宮

 亜大(東都大学)が接戦を制して、昨年の雪辱を果たした。9回を終えて1-1となり、タイブレークの延長戦へ。

 10回表にDeNAのドラフト3位、嶺井博希主将(4年=沖縄尚学)の左前適時打などで4点を奪って、そのまま逃げ切った。

 1死満塁から始まるタイブレークで、先頭打者に嶺井を指名した生田勉監督(47)は「この子で負けたらしょうがないと。『お前で決めてこい』と言いました」と、信頼するキャプテンにすべてを託していた。

 昨年はソフトバンクに入団したエース東浜を擁しながらも、桐蔭横浜大に準決勝で敗退。1年前の借りを返し、明日20日は明大(東京6大学)との決勝戦。「力むんじゃなく、思い切ってやりたい」と、指揮官は意気込んだ。