<東京6大学野球:慶大2-1早大>◇最終週第1日◇31日◇神宮

 早大のエース有原航平投手(4年=広陵)が痛恨の1発を浴び、慶大に王手をかけられてしまった。立ち上がりは上々だった。150キロ超えを連発。6回までは被安打3本で7三振を奪った。それが7回、竹内惇に投じた内角の148キロをスタンドまで運ばれ、今季初黒星となった。

 岡村猛監督(59)は「(有原は)いい投球をしていたが、1球に泣きました。あの場面で打った竹内をほめるしかない」と話していた。