<横浜3-10オリックス>◇25日◇横浜
オリックス大石大二郎監督代行(49)が25日、采配3戦目で初勝利を挙げた。横浜1回戦は1点リードを許した7回、5長短打で一挙6点を奪って逆転勝ち。終わってみれば今季最多18安打で3度目2ケタ得点の大勝だった。テリー・コリンズ前監督(58)の辞任を受けて突然の指揮官就任となったが、大ちゃん効果でチームのムードは上々。宮内義彦オーナー(72=本社会長)視察の御前試合で反攻の1勝を挙げた。
「ようやく勝てた。この2日間長かった」。苦しんだ分だけ喜びは大きかった。「記念に取っときます」。ウイニングボールを大事にバッグにしまった。
1点を追う7回だった。先頭日高が出塁すると大引には前監督が好まなかったエンドラン。遊ゴロとなったが1死二塁の得点機をつくった。そして代打はプロ通算6安打の一輝。吉見に相性のいい浜中や下山、塩崎も控えていたが、賭けたのは若手の勢いだった。「練習でいい振りをしていたので」。期待通りの中越え同点二塁打を放つとベンチはもうお祭り騒ぎ。カブレラの勝ち越し打、北川の2点打、後藤の2点二塁打と一挙6点で試合を決めた。
北川選手会長は言う。「監督は積極的に話しかけてくれるし、コミュニケーションも取りやすくなった」。ローズは、もっとはっきり言った。「本当に明るくなった。TC(コリンズ前監督)は怖かったからね。優勝した梨田さんの時のような雰囲気がある」。まさにいてまえ再来。大ちゃんスマイルが、チームの雰囲気を一変させている。



