遊撃のレギュラーは譲らない-。新人の06年から遊撃のレギュラーに定着していた梵。その座が揺らぎつつある。17日に右肩痛で2軍調整中だったシーボルが23日ぶりに1軍に復帰した。シーボルの不在期間中は小窪が三塁、梵が遊撃のパターンが目立った。しかし、ブラウン監督はシーボルの復帰をうけて「シーボルは使う方向。その場合、小窪を遊撃」と発言した。

 指揮官はいろんなオーダーを試した。三塁木村・遊撃梵、遊撃木村・三塁小窪、三塁喜田・遊撃梵のスタメンもあった。「シーボルの肩は治っている。小窪は状態がいいので使い続ける。木村も守備はいいが攻撃力は少し劣るかも。梵の状態が上がってきてほしい」と話しており、背番号6に厳しい状況が訪れている。

 梵は今季先発した43試合はすべて遊撃。一方小窪は29試合に先発し遊撃13、二塁5、三塁11試合。シーボルは当然三塁での起用になるため、梵と小窪の遊撃争いという構図になる。梵は打撃の調子が上がらず現在2割1分6厘。一方小窪は9試合連続安打中で打率3割1分3厘と好調だ。

 この日は雨で楽天戦が中止。練習を終えた梵は「競争は今に始まったことではない。頑張りますよ」と短い言葉で心境を語った。小窪は「梵さんの守備はすごくうまい。経験も豊富だし、僕よりずっと上」とした上で「ポジションにこだわりはない。自分が試合に出られるように、今までと変わらず頑張っていく」。遊撃のレギュラーを争う27歳と23歳。今日の先発はどちらか。明日は?

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 孝広】