意地でもプレーオフ切符をつかみ取れ!
契約最終年の3年目を戦う広島マーティー・ブラウン監督(45)に来季続投の目が出てきた。松田オーナーがクライマックスシリーズ進出なら続投の可能性が高いと明言。さらに「勝率5割以上」でも検討の余地があるという。現在、借金2の4位と十分に射程圏内の条件だ。鬼門の交流戦を球団初の勝ち越しで終えた同監督は、今季の戦いを振り返り、今後にも自信を示した。
プレーオフ進出という続投への基準が示された。ブラウン監督の進むべき道は「結果主義」の1点だ。今季の戦いは健闘ではあるが、オーナーは「まだまだ勝てるはず」と手放しで評価しているわけではない。それでも昨年と違って交流戦を終えて借金2。3位巨人に1・5ゲーム差につける今年はチャンスとの認識がある。同監督は選手の成長、チームの成熟に手応えを感じている。節目を終えて戦跡を総括する口調には自信がみなぎった。--交流戦を振り返って
ブラウン監督
大満足ではないが、過去数年間よりとても成長した。安定した試合ができている。今までは相手チームや選手を意識し過ぎていた。赤松、天谷、小窪ら新しい顔が増えて意識が変わった。いろいろな武器を持っている選手が増え、それを試合に出せばいいと思えるようになった。大きな変化だ。--ここまで打順を51通りも組み替えた
ブラウン監督
1つに固めるのが理想。でもたとえば天谷は今、たまに3番を打っている。将来3番を努める素質があるし、赤松も1番の力量がある。ただ、「将来像がこう」だからといって、そこに固定しては成長を妨げる場合もある。--交流戦はチーム盗塁数が12球団トップ(22個)。犠打も多かった
ブラウン監督
そういうタイプの選手が多いから自然と増える。以前とは出塁の数自体が違う。ただ、パ・リーグよりセ・リーグの方が盗塁阻止の意識が高いと感じたね。--レギュラーシーズンが再開する。ポイントは
ブラウン監督
先発陣の安定感が最も大切になる。横山、シュルツ、永川が安定しているブルペン陣には満足。攻撃も機動力があるから得点機を多く作れる。今後もそれらの点は維持できると思う。--先発陣のレベルアップのためにどうする
ブラウン監督
カージナルスのラルーサ監督が「競争させ、ハングリー精神を高めるために、どの選手も地位を保証しない」と言っていた。私の考えも似ている。先発陣は強い者が勝つというやり方で入れ替えを続ける。--どこが手ごわい
ブラウン監督
阪神と中日。投手がしっかりしている。だが、我々が優勝するためには彼ら一流の投手を打たないといけない。今のカープならその素質があるのは天谷や赤松。バットスピードやキレを磨いていけば打てる。栗原も通常の状態なら打てる。
私は今のチームをとても誇りに思っている。交流戦の頑張りは大したものだ。見ての通り選手が力をつけてきて、自信を身につけている。この状態でセ・リーグを戦うのを楽しみにしている。ファンの皆さんも楽しみにしていてほしい。




