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由規152キロに「満足」/フレッシュ球宴

笑顔でインタビューを受ける右からヤクルト由規、巨人中井、西武原
笑顔でインタビューを受ける右からヤクルト由規、巨人中井、西武原

<フレッシュオールスター:全イ8-3全ウ>◇2日◇YZ・タカスタ

 由規最速152キロだ-。フレッシュオールスターゲームは2日、山形県の山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムで行われ、イースタン・リーグが8-3でウエスタン・リーグに勝ち、通算成績を15勝25敗5分けとした。全イではヤクルト由規投手(18)が9回に登板。最速152キロを記録し、無失点に抑えた。最優秀選手には西武原拓也内野手(24)が選ばれ、賞金100万円を獲得した。

 由規が最速152キロ直球で輝きを放った。「1イニングだけだったし、みんな真っすぐでいってたので。調子は良かったし、ひと言で言うと満足です」。全球直球勝負で、10球中7球が150キロを超えた。試合を締め、マウンド上で満面の笑みで仲間とハイタッチを交わし、山形に駆け付けたファンも喜ばせた。

 5点リードの9回から7番手で登板。先頭のソフトバンク福田を152キロで空振り三振。続く中日岩崎は三ゴロ。3人目ソフトバンク長谷川には152キロ直球を中二塁打されたが、広島松山を中飛に打ち取った。シーズン中とはひと味違った雰囲気の球宴で「全部三振を狙って思い切って投げました。いい意味でステップアップできました」と、笑顔で振り返った。

 隣県の宮城出身の右腕だけに、スタンドから両親や小学校時代の担任が声援を送った。選手紹介や登板を告げるアナウンスでは誰よりも大きな歓声で迎えられ「興奮して、すごく力になりました」。賞の受賞こそなかったが、異例ともいえる表彰選手とお立ち台でインタビューも受け、スポットライトを浴びた。

 今春鳴り物入りで騒がれたが、制球力不足からファーム。1日も早い1軍昇格とプロ初勝利へ、全イの先発で既に1軍で5勝を挙げているロッテ唐川の存在も刺激になった。一緒にキャッチボールをして「球持ちがいい。ピッと来るし、タイプは違うけど、ああいうボールを投げられたら」。ライバルからも学び、初の球宴舞台をさらなるステップアップへとつなげていく。【松本俊】

 [2008年8月3日8時21分 紙面から]


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