<オリックス5-1日本ハム>◇31日◇京セラドーム大阪
オリックスが単独3位に浮上した。5回にアレックス・カブレラ内野手(36)が今季初の3試合連発となる勝ち越しの31号3ランで試合を決めた。同率で並んでいた日本ハムに完勝。借金も完済し、シーズン終盤では05年8月23日以来となる勝率5割に戻した。
まさに驚弾だ。下山の同点打で1-1に追いつき、なおも2死一、二塁と続いた好機で、5階席に放り込む飛距離130メートルの決勝弾。「どうだ!」と言わんばかりに自軍ベンチを見やったカブレラの目に、笑顔の清原やナインのお祭り騒ぎが飛び込んできた。「遅い球を狙っていて、フォークを完ぺきにとらえることが出来たよ」と胸を張る。月間本塁打は10本となり、西武時代の04年8月以来9度目の月間2ケタ。8月は打率4割5厘、24打点の大暴れで、5度目の月間MVPも視野に入ってきた。
「いい食事が好調のもと」と明かす。遠征先では白飯にみそ汁の朝食をとるローズにならい、カブレラも豚汁を食べるようになった。神戸の自宅では、南米特産の具材入りパン、エンパナーダが主な朝食。慣れ親しんだ食事と和食を食べ合わせ、体調を維持している。
95年以来の対日本ハム戦9連勝で、目の上の敵を抜き去った。「先発が粘り強く投げ、打線が援護する。チームの調子を維持するのは、可能です」。残り25試合を見据え、大石監督は言いきった。2位ソフトバンクとも1差。クライマックス・シリーズ進出は、もう夢物語ではない。【堀まどか】



