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真弓、2ストライクまではホームラン狙え

外野から選手の動きをチェックし笑顔を見せる真弓監督(撮影・上田博志)
外野から選手の動きをチェックし笑顔を見せる真弓監督(撮影・上田博志)

 「真弓の考え」でアーチ増だ! 阪神真弓明信監督(55)が今季83本に止まったチーム本塁打の増量をぶちまけた。つなぎの意識を捨て、自然に打てば150本まで増やせると計算している。真弓阪神は1日に鳴尾浜での秋季練習を打ち上げ、2日にキャンプ地の高知・安芸入り。いよいよ3日から新監督がユニホームを着て、本格的に動きだす。

 現役時代の応援歌が聞こえてきそうだ。「真弓真弓ホームラン、真弓真弓ホームラン!」。秋季練習を打ち上げて、いよいよ秋季キャンプを迎える真弓監督が、09年シーズンのアーチ激増を予告した。技術、パワーは一切関係なし。考え方1つで甲子園でも本塁打は増えると言い切った。

 「今季はちょっと少なすぎる。1人1人が増やして、150本はいきすぎかな。普通に打てば上がるでしょう。2ストライクまではホームランを狙えばいい。そういう考え方だけで増えるんじゃないか」

 今季の83本はヤクルトと並んでセ・リーグワースト。広く、風の強い甲子園が本拠地というハンディはあるが、それでも阪神ナインにのし掛かる十字架があったと、真弓監督は見ていた。

 「つなごうと、ヒットを打とうと考えすぎるとボール球に手を出すことにもなる。本塁打はベストスイングをしないと打てない。追い込まれるまではそれでいい。新井にしても、あまりにつなごうと考えすぎていたんじゃないかな」

 象徴的なのが、8本塁打に止まったFA砲の新井だ。金本の前の3番に座ったこともあり、右打ちやゴロ打ちなどが、本塁打キングから飛距離を奪った。真弓監督の発言を伝え聞いた新井は「自分でも少なすぎたと思う。(言われるまでもなく)打たないといけない。2ストライクまでアーチ狙いは、自分でもそう思います」と引き締めた。

 「相手投手も本塁打狙いの打者の方が怖い。その方がコースを間違えたりカウントを悪くするもの」。しぶといつなぎより、フルスイング。強制アーチ指令で打線を目覚めさせる。【町田達彦】

 [2008年11月2日11時56分 紙面から]


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