【マウイ島(米ハワイ州)16日(日本時間17日)=竹内智信、久保賢吾】セ・リーグ3連覇を目指す巨人原辰徳監督(50)が、若手選手に全開モードでのキャンプインを指令した。V旅行先のハワイで伊原、尾花、篠塚コーチとともにゴルフをし、来季への英気を養った原監督は、巨人選手とWBC日本代表候補選手との調整法の違いを聞かれ、力強く答えた。「本人(の自覚)に任せている。でもWBCと巨人は違う。巨人の(競争)は厳しいんだ。B班の選手は100%でキャンプ初日を迎える?

 そういうことだな」。

 巨人は今季のキャンプでレギュラー組をA、1軍での活躍が期待される選手をB、育成、リハビリ組がCの3班制にし、来季も継続する。この日のハイペース調整発言は、チームを愛する親心からのゲキだった。2月16日から日本代表候補選手が宮崎キャンプに合流。隣り合わせで打撃ケージを使用するなど、伸び盛りの坂本、中井、ルーキー大田(東海大相模)らにとって一流プレーヤーの技を盗む絶好の機会だ。そのビッグチャンスを万全な状態で迎えることで、効率的なレベルアップを図る。

 短期間でのアピールが必要な若手にとっては至上命題だ。キャンプ中盤からは原監督が日本代表監督との兼務になるために、直接アピールできるのは約2週間。若手選手も自覚しており、東野、坂本らに代表されるように今オフの自主トレは無休でトレーニングに励む選手の姿が目立つ。生き残りをかけた争いは始まっている。

 [2008年12月18日8時28分

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